Chicorissimo C'e! ~DNA~

 自分を形成するDNAが、日本に渡る前にいくつの系統に分かれていったのか?想像にも付かない。
 フッと街ですれ違った人などが、遠い親戚だったりするなんて事も現実、無くはないことだろう。
 人類の発祥地がアフリカという説があるが、だとすれば、自分と同じルーツを持った、自分に成り得たかもしれない人々は、日本にくる間に相当数別れているわけだ。
 単純に、私の両親だけ考えても3つの個体に別れて日々を営んでいる。 世界には自分に似た人が3人いるとよく言うが、感心する程に自分の小学生時代の顔に似た少年を、'生き物世界紀行'なるNHKの動物番組で見かけた。本当にそっくりで、驚いた。
 日本海を渡ったロシア領の森に住むウデゲ族の中の少年で、そこの部族の女性は、新潟出身の母方の親類を思わせる顔つきであった。
 もしかしたら、映っていた彼と私は、彼と私の系統に分かれる前の個体のDNAが、隔世遺伝で二人に濃く表れたのかもしれない。
 大陸の端まで辿り着き、海を越えてきた自分になった個体と、留まって彼になった個体を作り出した個体…。
 彼は今何をしているのか?同じDNAを継ぐ者なのか?同じとすれば、環境はあまりに違えど、思考の根本は似ているのか?
 実は過去の自分がタイムスリップしてウデゲ族の所へ行っちゃっただけか?
 想像は膨らむばかり。
 それにしても、森に住む彼は木を切りたい放題だ。
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by hellingen | 2006-02-11 22:12 | A.Haru pensa che
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